国内テニスツアー「SBCドリームテニスツアー2022」2ndラウンドが、6日に有明テニスの森公園インドアコート(東京都)で開幕。男女シングルスの予選リーグ47試合が行われ、今大会最年少で、父は元プロ野球選手・石井琢郎さんの次女、石井さやか(16)が決勝トーナメント進出を決めた。
大会は各ラウンド初日に、1グループ4名による4グループのリーグ戦が行われ、2日目にグループリーグ1位、2位による決勝トーナメントが行われる。
女子シングルスでは優勝候補の瀬間詠里花(33)が、グループAで3連勝、順当にグループリーグを勝ち上がった。同じグループには今大会最年少16歳の石井が奮闘。父は元プロ野球選手で現DeNAコーチ石井琢郎さんの次女の石井、初戦は優勝候補の瀬間に屈したが、2試合目、澤柳璃子(27)を2-0で破り初白星をあげた。続く3試合目、慶応義塾大学・永田杏里(22)との一戦は最後までもつれる熱戦だったが、惜しくも競り負けた。しかしグループ2位以下の3選手が1勝2敗で並んだ為、取得セット率の差で石井が決勝トーナメント進出を決めた。
その他、男子シングルスではロンドン五輪代表の添田豪(37)や男子最年少で、今年ウィンブルドンジュニアの本戦出場を果たした松岡隼(17)が決勝トーナメントへ駒を進めた。
2ndラウンドの優勝賞金は各100万円。12月に開催されるファイナルラウンドでは、男女各優勝者に1,000万円が贈呈され、国内では破格の高額賞金となり、まさに「夢」の大会。決勝トーナメントは明日7日に開催される。
<男子シングルス>
グループA 
1位 添田豪(GODAI・37)
2位 高見澤岳飛(プロフリー・24)
3位 片山翔(伊予銀行・33)
4位 手嶋海陽(日本大学・19)
グループB 
1位 伊藤竜馬(橋本総業ホールディングス・34)
2位 江原弘泰(エキスパートパワーシズオカ・31)
3位 原﨑朝陽(ノア テニスアカデミー神戸垂水・18)
4位 楠原悠介(伊予銀行・24)
グループC
1位 高橋悠介(三菱電機・24)
2位 白石光(早稲田大学・22)
3位 髙悠亜(日本大学・19)
4位 仁木拓人(三菱電機・34)
グループD
1位 川橋勇太(マイシン・24)
2位 松岡隼(桜田倶楽部・17)
3位 川上倫平(マイシン・21)
4位 上野山大洋(日本大学・19)
<女子シングルス>
グループA 
1位 瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス・33)
2位 石井さやか(HSS・16)
3位 永田杏里(慶應義塾大学・22)
4位 澤柳璃子(安藤証券・27)
グループB 
1位 今西美晴(EMシステムズ・30)
2位 倉持美穂(プロ・フリー・24)
3位 田邑来未(城南学園・18)
4位 力石優衣(フランチャイズビジネスインキュベーション・23)
グループC 
1位 阿部宏美(筑波大学・22)
2位 伊藤あおい(サリュートテニス専門学院・18)
3位 大前綾希子(島津製作所・29)
4位 関口裕望(日本大学・19)
グループD 
1位 山口芽生(フリー・23)
2位 小林ほの香(橋本総業ホールディングス・22)
3位 牛島里咲(マサスポーツシステム・26)
4位 川岸七菜(フリー・21)
 
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