SNS上で有名人になりすました詐欺広告による被害が相次いでいる問題で、なりすましの被害を受けた実業家の前澤友作さんがフェイスブックの運営会社を相手取り、詐欺広告の掲載をやめることなどを求める訴えを起こしました。

この問題は、SNS上で有名人の写真や名前を無断で使用した「詐欺広告」を使った被害が相次いでいるものです。

なりすましの被害を受けた実業家の前澤友作さんはきょう、フェイスブックの運営会社「メタ」社などを提訴したことを「X」上で発表しました。

訴えの中で前澤さんは「メタ」社側がこうした広告を許可しているとして、広告掲載をやめることや損害賠償を求めています。

賠償額は1円としていて、前澤さんは「違法なのか合法なのかまずははっきりさせたい」「詐欺被害抑止の大きな一歩になる」などと綴っています。