強制撤去が進まないワケ

とはいえ大阪市はなぜ強制撤去に踏み切らないのか。この場所を管理する水道局に話を聞きました。
(大阪市水道局・柴島浄水場 近田信一郎副場長)「水道局の土地になりますので、道路上じゃないということで、撤去行為はなかなか進まない」
この遊歩道は公道ではなく、あくまで水道局が所有する土地だといいます。市によりますと、強制撤去の対象は市が管理する公道のみで、この場所での強制撤去は難しいといいます。

ただ、指をくわえて黙っているわけではありません。4月18日、職員が駐輪禁止を伝える黄色いタグを、自転車1台ずつに取り付けていきました。でも本音も…。
(職員)「タグを貼っても貼っても1台も減らないこともあったり、次の週には増えたり、イタチごっこみたいな感じですね」
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その後、駅から少し離れた場所に自転車を移動。これまでの場所に駐輪できないようロープを張りました。
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しかし、ロープが張られていないエリアは変わらず自転車を止める人が絶えません。
(記者)「市の職員によって作業が行われているにもかかわらず、自転車が止められました」
一定の効果はあったということですが抜本的な対策とはなっていないようです。
(大阪市水道局・柴島浄水場 近田信一郎副場長)「通行の方が不快な思いをしていますし、私どもも手間がかかりますので、何とか止めないでいただくようにお願いするしかないのかなと」
撤去されないことをいいことに長年地域を悩ませる放置自転車。利用者の良心が問われています。














