国の制度改正により、公立高校の普通科で、このような学科を設置することができるようになりました。福岡県の県立高校では、八幡高校が初めてとなります。新しい学科を作った背景の一つが「少子化」です。

八幡高校神谷輝弘校長

八幡高校 神谷輝弘校長「八幡高校が今まで果たしてきた役割を考えたときに今まで通りのやり方では立ち行かない。子供たちも減りますし。募集に関しても昔と違って非常に厳しい状況が出てきている」

これまで八幡高校の普通科を受験できたのは、八幡東区と八幡西区の第3学区に住む生徒でした。しかし「文理共創科」となったことで、北九州地区の第1学区・第2学区の生徒も受験できるようになりました。

八幡高校 神谷輝弘校長「八幡高校の文理共創科を受けられるということは他地区の受験生も行きたいと思う人が出てくると思う。今後、文理共創科の第2号・第3号が出てくると思う」