珍しい花の話題です。
宮崎県五ヶ瀬町の向坂山では、およそ120年に1度しか開花しないといわれるスズタケの花が咲いています。

五ヶ瀬町と熊本県の県境にある向坂山(むこうざかやま)の保護林に群生するスズタケ。

スズタケはササの一種で、およそ120年に1度しか花が咲かないと言われていますが…

(森林保全巡視員 秋元 治 さん)
「これがスズタケの花ですね。これみんなつぼみですけれど、黄色いのがのぞいていますが、これが花糸というのが出てきて、ヤクを吊り下げてもっと伸びてきますけれども、中にメシベがあるという状態」

今月2日、森林保全巡視員を務める秋元治さんがスズタケのつぼみを確認。
14日は保護林を管理する崎北部森林管理署の職員と開花状況を確認しました。

(宮崎北部森林管理署 都 賢太郎さん)
「私も初めてみる経験なので、スズタケの花ってこういう感じなんだと正直びっくりした」

スズタケの花には花びらはなく、紫の穂から黄色の雄しべが垂れ下がっているのが特徴。

およそ20年間、巡視活動をしている秋元さんも、一斉にスズタケがつぼみをつけるのは初めて確認したということです。

(森林保全巡視員 秋元 治 さん)
「見られてラッキーだと、一生に一度こういうことでスズタケっていうのは世代交代していくんだなというのを見てもらって、宇宙のすごさみたいなものを感じてもらえれば」

120年に1度しか咲かない珍しいスズタケの花。
災いの前触れ、もしく吉兆の知らせなど様々な説があるということです。

スズタケがあるのは、五ヶ瀬ハイランドスキー場に隣接している場所で、五ヶ瀬町側からは林道の工事中のため通行できないということです。