円安に加え ブラジルで生産減、アジアで需要増も…

こちらの店では、南米やアフリカなどからコーヒー豆を輸入していて、1ドル109円台だった3年前と比べ、現在の豆の仕入れ価格は、1.5倍から2倍程度に膨れあがっています。

富久栄珈琲・中島茂社長「少しずつ値上げをさせてていただいています」

全国的に広がるコーヒーの価格の高騰にお客さんからも…。

コーヒーをよく飲む夫婦「高い。買いづらいですよね。安いボトルばかり買っている」

さらに、異常気象の影響で生産地であるブラジルの生産量が減ったことや、中国などアジア圏で需要が増えたことも価格高騰の要因だといいます。

富久栄珈琲・中島茂社長「ドリップパックも値上げしています。包材袋自体の値上げも、この一年で4、5回の値上げしています」

中島社長

富久栄珈琲では、豆を日本酒で発酵させる世界でも珍しい製法でつくったオリジナル商品を販売し、他店との差別化を図っています。

中島社長「新しい価値を生み出して、負担のない価格でお客さんに提供したい」

一方、輸入古着にも円安の影響が…。