コンビニで広がる“若者対策” 「店内限定配信」や「人気VTuberとのコラボ」も
井上キャスター:
どのような戦略があるのか見ていきます。
ファミリーマートでは若者ターゲットの戦略として、お店だけの限定配信「FamilyMartVision」で、お笑いコンテンツやクイズなど、コンテンツを配信。
また、人気VTuberによるオリジナル番組や人気YouTuberの演奏など、コラボも多数することで、お店に来てもらうという戦略です。

もう一つの戦略は「ブランド化」ということで、2021年にコンビニエンスウェアを販売しました。値段は高すぎず、ある程度のシンプルさと物の良さを実現しました。
過去には若者に人気のブランドとコラボした商品もありました。
ハーフパンツは、2024年4月にバリエーションを拡大して発売(1998円)していますが、2023年は1か月半で“ほぼ完売”になったということです。

ホランキャスター:
私もTシャツは、ファミマの白いTシャツが一番好きです。靴下とパーカーも持ってます。
井上キャスター:
今までは、出張の時に「下着が足りないからここで買おう」となったらコンビニで購入していたけれども、普段使いにいいものとして買うという需要が広がっているんですね。
ホランキャスター:
そうやって形を変えていかないと、他のお店に太刀打ちできないという現状もありますね。
宋美玄さん:
コンビニ各社と差別化しないといけないし、ドラッグストアやスーパーとも差別化しないといけない。お店に行く側はいろんな商品を見れて、色々と楽しいですよね。
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<プロフィール>
宋美玄
産婦人科医 2児の母
女性の健康などのテーマを発信し、女性の性に関する著書が人気