激しい内戦が続くアフリカのスーダンから退避した男性が日本のNPOの支援で来日し、世界最悪レベルの飢餓に直面しているとされる現地の様子を報告しました。
NPOロシナンテス 川原尚行 理事長
「日本大使館エリアのど真ん中で戦闘があった。よく大使館員も無事で逃げられたと思う」
アフリカで医療支援などを続けているNPOの理事長・川原さん。
去年4月、スーダンで政府側と反政府武装勢力RSFとの内戦が勃発したため、国外脱出を余儀なくされました。
スーダンでは国内外の避難民は1000万人を超え、世界最悪の飢餓に直面しているとされながら、世界の注目がガザやウクライナ情勢に集まっていることから「忘れられた戦争」ともいわれています。
スーダンから退避したゼインさん(28)
「半年前は一日一食だったが、いまは一日一食もあるかないかの状態」
きのうは、スーダン出身で現在はドバイに避難しているゼインさんが現地の厳しい状況を報告しました。
ゼインさんは“日本などの先進国からの支援はとても大切だ”としたうえで、「本当の幸せはお金ではなく平和です」と語り、少しでも早い戦闘の終結を訴えました。
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