海外視察の報告は義務付けられていない あくまで『個々の議員の活動』

ーーこういう活動をしてきましたという報告はどこかであるのですか?

(大八木解説委員)「これは議員それぞれの活動ですので、この海外視察においては国会での報告は義務付けられていません。事前にも公報という形でしか一般にはわからない。どこの国へ何日間行くのかぐらいしかわからなくて、事後の報告も義務付けられていません。なぜかと言うと国会の本会議や委員会がないときに行っているだけなので、個々の議員の活動ですよと。だから国会で一つ一つ報告してもらう必要はないとされています」

ーー私たちとしては、向こうで何をしていたのかというところですよね?
(REINAさん)「海外視察自体を否定するつもりはないのですが、現地でしか得られない情報もあると思うので。ただ本当にその成果が出ているのか、成果とコストが見合っているのかが客観的に判断できない状況が問題で、民間企業だと一般的に事前申請をして帰国後にしっかり出張報告書や成果報告書を提出して妥当かを判断するなど、民間レベルではそれが当たり前で常識なのに、なぜ政府レベルでできないのかと疑問をもってしまいます」

(大八木解説委員)「委員会で公式に議員団を組んでいく場合、公費、要するに税金があらかじめ投じられていくような視察もあるんです。ただ、それぞれの議員が例えば各国の政府から招待を受けて、フライト代とかは出た形で行っている場合や自費でという形。自費ですが渡航費が詳細に報告されていないので、どういう形で捻出されてるのかは不明なんですよね」