最高裁は上告を棄却「苦しみぬいた約3年間。残念でなりません」でも「目の前の困っている人を助けたい」

免許を再取得し仕事も再開し始めていた高田さん。祈るような思いで、最高裁の判断を待っていました。しかし・・・。今年1月18日付けで、最高裁は高田さんの上告を棄却する決定をしました。決定の通知を受けて、MBSの取材に高田さんは次のように話しました。

(高田浩一さん)「法律は何のためにあるのか? 疑問とともに苦しみぬいた約3年間でした。善意で行ったことが罪とされ処罰を受けたのに、法のテーブルにも上がらなかったこと、それは残念でなりません」

高田さんは一連の裁判結果を受けて「法的には処罰を受け入れなければなりません」と話しました。最後に、これからも”人助け”を行なうかどうかについて聞くと、悩まずに「これからも目の前に困っている人を助けていきたい」と答えました。