サッカースタジアムの整備候補地が白紙となる中、鹿児島ユナイテッドFCの徳重代表は、候補地選びについて「観光面も考えた戦略が必要」との考えを述べました。
鹿児島市のスタジアム整備を巡っては、鹿児島港本港区「北ふ頭」案が白紙となり、現在、市が候補地を選定中です。
今シーズンJ2に昇格した鹿児島ユナイテッドFCは、「J1昇格後、最大8年以内のスタジアム新設」を条件に、クラブライセンスの交付を受けていて、来季の申請が6月に迫っています。
こうした中、徳重剛代表は、9日の定例会見で、候補地選びについて「観光面も考えた戦略が必要」との考えを述べました。
(鹿児島ユナイテッドFC 徳重剛代表)「鹿児島市に来て、そこから県内各地に観光に行ってもらうのに、どうつなげていくかの戦略を持って取り組んでいかないといけない。どこでも良いという話ではない」
会見では、今年1月期の決算も発表され、売上高は8億8600万円で、前期より1億2700万円増収となった一方、純利益は3800万円の赤字で、2期連続の赤字となったことが公表されました。
選手の人数や報酬を増やすなどチームの人件費が増えたことなどを理由に挙げ、「黒字達成よりJ2昇格を最優先した」としています。














