「牛乳パック」や「ペットボトルのふた」なぜ売れる?

(柳沢アナ)
それでは、実際にフリマアプリの「メルカリ」で売れたものを紹介します。

「トイレットペーパーの芯が20本で300円」「牛乳パック12本で300円」「ペットボトルのふた100個で300円」です。

(若狭キャスター)
売れたということは、買った人がいる訳ですよね。何を目的に買うんでしょうか?

(柳沢アナ)
これは子供の工作用に買うんです。

(若狭キャスター)
なるほど、夏休みの自由工作をペットボトルのふたで作りたい、でも100個も持っていない。それならば買ってしまおうという、お父さんお母さんだったのかもしれませんね。

(柳沢アナ)
需要と供給が成り立っているということなんですね。さらに「お酒の空きビンも300円~26万円」。26万円というのはサントリーの山崎の空きビンだということです。他にも「クッキーの空き缶も300円~1万円」、クッキーの空き缶もコレクターがいて、1万円ぐらい値がつくものもあるそうです。「ブランドの紙袋」もコレクターやプレゼントを中に入れたいから買いますという方がいます。

(若狭キャスター)
「スマホの空き箱が300円~」というのは、これは何ですか。

(柳沢アナ)
これはスマートフォンを売りに出したいなという時に、空箱を捨ててしまって持っていない場合に買うと。

(若狭キャスター)
そういうことなんですね。

(柳沢アナ)
さらには「片耳だけのイヤホンが1万円超えも」。

(若狭キャスター)
これは分かる気がします。片方をなくした人ですね。

(柳沢アナ)
アップルの「AirPods」ですと、1万を超える場合もあるということです。実際に売りたいという方は、売れているものを検索して金額も確認してから、大体この値段だったら売れるんだなという市場調査をした上で値段をつけると売れやすいと。

(若狭キャスター)
皆さんも「断“捨”離」ではなく「断“売”離」してみてはいかがでしょうか?