先日、長野市にオープンしたショコラ・テリーヌの専門店。
お店はオーダーメイドスーツとジュエリー店の中にあるという、ちょっと変わった立地です。
SNSでは幻とも言われるショコラテリーヌとは。
5月4日、長野市中御所にオープンした『ぱぁせんと』。
坂城町から夫婦で来店:
「う~ん、なめらか」
「甘さ控えめですね、うまい」
「今までで一番美味しい、お世辞抜きで本当に美味しい」
お客さんのお目当ては、チョコレートケーキの一つ『ショコラ・テリーヌ』です。
長野市内から:
「(知人が)美味しいところがあるとグランドオープン前に買いにきていて、女房へのプレゼントという感じで、買わせてもらった」
親子連れ:
「はいどうぞ。どうかな~ちょっと苦いかな?」
(父)おいしい?
(子)うなずく
子どもも夢中で食べてしまうほどのショコラ・テリーヌ。

作っているのは、店主の山極景子(やまぎわ・けいこ)さんです。
実は、パティシエ経験はなく、20年以上、結婚式の司会などを仕事にしていました。
ぱぁせんと・山極景子さん:
「コロナで結婚式の件数も減ったり、結婚式場がなくなったのと、15年間飼っていた愛犬が具合が悪くなったこともあって、その仕事で長時間家を空けるよりは、何か家で出来る仕事はないかということは考えた」
もともと料理やお菓子作りが好きだったという山極さん。
夫の千宏(ちひろ)さんが開いたイベントでショコラ・テリーヌを提供したところ、大好評。
一念発起して、お店を開くことに決めました。
そうと決まれば、研究の日々!
千曲市の自宅の一角に専用の調理場を作り、分量を変えながら、ひたすらショコラ・テリーヌを焼き続けました。
山極景子さん:
「バターだけでテリーヌ作る方も多いと思うが、プラスで生クリームの水分が入ると、やはり軟らかさが違う。美味しさはもちろんだが、一番目指したのは軟らかいことが口当たりの美味しさ、より美味しく感じるというところ」
オーガニックでカカオを多く含むチョコレートや地元の卵など、材料にもこだわり、納得のいく味になるまでにかかった期間は実に3年!
ノートには、1g・1%単位で試行錯誤した跡がびっしり。
山極景子さん:
「色んなものを作るのであればパティシエさんにはかなわないけれど、これだけを極めたら出来るかなと。もう飽きたとかそういう言葉とかも書いてあって、ちょっと見せられないところもあります(笑)」
(焼きあがり)
「まだこんな感じで、プルプルしているこれがまた固まってくる。いい香りがしてきたら、結構焼けているなという感じ」
山極さんがこだわり抜いたショコラ・テリーヌの特徴は、その軟らかさ。
冷蔵庫から取り出したばかりでも、滑らかな口どけになります。














