■冠水した道路に歩いて入っていく女性・・・水面に傘がついてしまうほどの深さ
4日の明け方から猛烈な雨に見舞われた石川県では、金沢市内を流れる伏見川の水かさが増して濁流に。雷も鳴り響きました。
記者
「梯川では、奥の方で川が2つ合流しています。非常に水かさが高くなっていて、堤防すれすれのところまで水が来ています」
小松市を流れる梯川には、午後2時30分「氾濫発生情報」が発表されました。川の近くの住宅街では、約2時間後、広い範囲で冠水していました。
荷物を片手に、冠水した道路に入っていく女性がいました。 水をかき分けながら恐る恐る進みますが、水の深さはどんどんと増していきます。最終的に水面に傘がついてしまうほどの深さになっていました。
冠水した道路を歩いてきたという男の子は・・・。
母親と合流予定の少年
「自分の家は向こうですけど、お母さんが反対側にいたので合流しにきました。家とかが心配です」
この後無事に母親と合流した男の子。避難するため、祖母の家に向かいました。
福井県勝山市では、滝波川が激しい濁流に。水位は橋の高さに達するほどです。茶色に濁った水が道路に溢れ出ているところもありました。
大雨は、関東地方でも・・・。
千葉県茂原市では、大雨の中、突然雷が落ちました。夕方になっても降り続け、自動車のタイヤが隠れるほど、道路は冠水しています。道行く人たちは水をかき分けながら歩いていました。
大雨の被災地では、引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要です。