長野県民にとってなじみの深い、お隣・新潟県上越市の海が、ある「変化」にさらされています。

何が起きているのか、その実態と、観光への影響を取材しました。

大塚拓人記者リポート:
「新潟県上越市の海岸に来ています。こちらの鵜の浜海水浴場では、今、ある異変が起きています」

長野市から車でおよそ1時間半の場所にある新潟県上越市の鵜の浜(うのはま)海水浴場。

新潟県十日町市から久しぶりに釣りをしに来たという男性は、以前との違いを口にします。

釣り人は:
「この辺はもともと砂浜だったイメージがあって、来た時に違和感あった気がします」

地元で生まれ育ったという大潟観光協会の佐野謙一さんも、現状に驚きを隠しきれません。

大潟観光協会・佐野謙事務局長:
「ショックというより、もう頭真っ白になってしまいましたね」

信州人にも人気の海水浴場で起きている、異変とは…

佐野事務局長:
「これが去年の冬から一番ひどく侵食された海岸になります」

風や波によって砂浜が削られ、海に流出する『海岸侵食』です。

6年前と比べるとその違いは一目瞭然。

海水浴で利用できる場所の半分近くがなくなり、一部はコンクリートの護岸がむき出しになっています。

上越市によりますと3年前から徐々に砂浜が削られ、2024年1月に一気に侵食が進んだといいます。

海水浴場のシンボルとして親しまれていた人魚像も、流されないよう市が2023年12月に一時撤去。

現在は市が保管し、仮の設置場所を探しています。

佐野事務局長:
「すぐ、明日にでも戻ってきてほしいです」