新茶のシーズンです。
西臼杵で生産された「高千穂釜炒り茶」の今年初めての入札会が宮崎市で開かれました。
「JA宮崎経済連茶流通センター」で開かれた入札会。
高千穂町と五ヶ瀬町のあわせて15戸の農家が生産した「高千穂釜炒り茶」およそ3600キロが出品され、業者が1つ1つ香りや味を確かめながら入札していきました。
「高千穂釜炒り茶」は寒暖の差が大きい山間部で生産され、香りが強いのが特徴で、今年も旨味成分を多く含む良質なお茶ができているということです。
(宮崎経済連直販総合販売部 村岡宏章部長)
「おいしかった。釜炒り茶独特の芳ばしさと黄金色の水色がよく出ていて、自信をもって販売していきたいと考えている」
(JAみやざき高千穂地区本部 佐藤友則地区本部長)
「日本古来の製法の釜炒り茶なので、お茶本来の味や香りを十分に味わってほしいと考えている」
7日の初入札の最高値は、1キロあたり2万5000円で、ここ12年で最も高く取り引きされました。