カリスマ経営からチーム経営へ 目指す売上高1兆円

――社長就任から約6年。カリスマ経営者だった父親(アイリスグループ 大山健太郎現会長)から引継ぎ大変だったと思うが、目指してきたものは?

アイリスオーヤマ 大山晃弘社長:
アイリスオーヤマのDNAを出来るだけ長く続けたい、いかなる時代・環境においても利益の出せる会社、永遠に存続する企業を目指している。

――アイリスオーヤマ。父親の代との違いは?

アイリスオーヤマ 大山晃弘社長:
商品構成も大きく変わったし、カリスマ経営からチーム経営に変わりつつある。良くも悪くも同族経営だったアイリスオーヤマから、チーム経営で新しい役員もどんどん増えている。チームでものを考えて、より多角化できるような企業に変わりつつある。

――元々売上1兆円が大きな目標だったが、2年連続減収になっても変えないのか?

アイリスオーヤマ 大山晃弘社長:
変えません。コロナがあっていろいろと社会情勢が大きく変わってそのおかげで成長できた時期もあるし、苦戦した時期もあったと思うが、我々は基本的には成長志向。日本国内だけではなく、海外でも事業広げてより世界中の皆さんに、我々のソリューションを使ってもらいたい。それを通じて社会に貢献したいと考えているので、まだまだ1兆円は諦めない。

(BS-TBS『Bizスクエア』 4月27日放送より)