尊富士 約20分間のインタビュー取材!

記者:まずは、おめでとうございます。
ありがとうございます。
記者:もう何度もおめでとうございますと言われて1か月経ちましたが、ようやく実感もわいてきましたか?
いや、もう、そうですね。次に向けて頑張ろうかなっていう。もうそれだけです。
記者:青森に帰ってきて(昼食の)うなぎは美味しかったですか?
もう美味しかったっすね。とりあえず空港降りたときに、寒くてびっくりしましたね。こんなに違うんだなっていう。
記者:昨日くらいまで青森も暖かかったんですが、やっぱり東京と比べると違いますか?
いやー、全然違いますよ。やっぱ空気もいいですし。その中でやっぱり気温…。一緒だとしても全然、空気のなんか居心地がいいですね。

記者:改めての話も聞いていきます。まず、新入幕優勝した春場所。優勝を決めた率直な心境いかがですか?
そうですね。まさか自分が優勝するっていうのは、やっぱり…。新入幕ながら思ってなかったですし。その中でも、110年ぶりっていう記録も達成できたし。何より自分の中で、優勝できて、最後の千秋楽に土俵に立てたのは、やっぱり青森の皆さんの応援があったからこそ、最後まで気を緩めずにいれたなっていうのを思いますね。
記者:優勝後の一夜明け会見でも、青森の人たちが応援する様子を何かの映像で見たとしていましたが、あれはどんな映像を見たんでしょう?
控え室にいるときに、やっぱり見るんで。テレビを。そのときに、応援してくれてる…。僕も全く気づかなかったんで。それで、改めて優勝間近で、やっぱりみんなが一つになって、応援してくれてるのって、やっぱり感じましたね。

記者:様々な会見の場で、青森の声援が自分の原動力だという話もありました。改めて“故郷の力”はどのように感じますか?
自分が大相撲に行く1つとして、やっぱり青森の皆さんの「夢」とか「希望」になりたかっていうのは、自分の中でありましたんで、その中でやっぱり…。なんて言うんすかね。“相撲王国・青森”では、全然いま、年々落ちてきてますんで。まずその景気の悪い中で自分が、こうやって優勝できて、また1つ青森県が相撲だけじゃなくて、いろんな面で盛り上げられたなと思ってます。
記者:5月1日はパレードがありますが、どういう気持ちですか?
やっぱり優勝して、青森でこうやって皆さんが「凱旋パレード」の準備もしてくださってますし。その中で、優勝報告を直接自分の口から、いろんな人と対面した上で「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えられる場面なので、テレビとか、そういう面じゃなくて、直接伝える機会がいただけたんで、もう本当に青森の皆さんに会うのが本当に楽しみですね。
記者:その中でも楽しみにしてることって何かありますか?
本当に楽しみっていうか。本当に青森の皆さんのおかげでやっぱり自分は、相撲をやっているので、本当に…。やっぱり何より皆さんが見てくれているんで。本当に皆さんに感謝を言う。自分で(感謝を)伝えるのは、やっぱり楽しみですね。