実際に販売している昌子さんが営むカフェを訪ねました。

アトリエでは布しか見てないけどこれ見るとイメージ沸きますね。
昌子さん:
「THEふんどしでございます、ふんどし(笑)」
どうやってつけるんですか?
昌子さん:
「背中に長いエプロンをつける。これをお股からまわしてきて腰のひもにかけると、あらまぁパンツみたいじゃないの。お尻の方も意外と丸くなっているんですよ」
男女によってサイズは?
昌子さん:
「痩せている方でも男性の方が骨格がしっかりしているので、少し男性の方が大きくしていますけど、男と女ってのはただの目印です」
カフェの客にも、積極的にふんどしの魅力や機能をPRします。
昌子さん:
「何が良いかって言うと、一番は鼠径部の締め付け軽減と、お股の擦れがなくなる」
昌子さんの作るふんどしは、ガラの入ったものや、無地のものなど、バラエティーも豊富。
素材にも違いがあり、ラインナップは30種類以上あります。
取材した記者も試着してみることに。
一番触り心地が良かったのこれなんですよ。ふんどし、はいてまいります!
昌子さん:
「ふんどしは締める!」
たしかに!締めてまいります!
別室で着替えること5分ほど・・上原記者マネキン持ちながら登場:
「今まさにこの状態なんですけど、普段の下着と違って、通気性の良さと、すごく自由さを感じながらも、優しく包み込んで守ってくれているような安心感もあります」
昌子さん:
「今まで使っていた下着との違いを感じたときに、自分の身体が目覚めるわけですよ」
新しい境地に踏み込んだなって感じはあります。お客さんからはどんな声が?
昌子さん:
「女性からは『全然パンツと違うね』『本当に楽だ』と言われる。下半身のむくみが全然違ってくるから。物理的に締め付けてしまえば血液上がってこれないし」
男性のシンボルともいえるふんどしを女性が締めることについては?
昌子さん:
「それに対する抵抗感を持っている方もいっぱいいて、『かっこ悪い』とか『嫌だ』とか、それはそれでいいんですよ、嫌ならやめれば。だけどいろんな選択肢があるということを伝えたい」

性別にとらわれない選択をしてほしい。
それが昌子さんから女性たちへのメッセージです。