変化を受け入れ、少しずつ進んでゆく…

この日、もう一人常連の女性が…。

常連の女性:
「被災したのもあって地震とか軽い風の揺れでも過敏になってる感じかなって」「集中しづらいっていうか」

ふらりとやってきて、近況を語り、本をながめるお客さんたち。

古本なるや・堀田晶さん:
「嬉しいわ、とにかく嬉しいわ。こうやって再開してけるっていう喜び」「やっぱり店やってよかったわ」

伏木で面白がってもらえた「なるや」だから、もう一度伏木で。

古本なるや・堀田晶さん:
「形は変わってもやってきたことはなくならないし、新しい形でどんどんどんどんアップデートできる。結局何も失ってないよねって」

「こうなってよかったとは思わないですけど、形が変わっていくっていうか、変化を受け入れつつ少しずつでも。ひとつひとつゆっくりでも進んでいくこともできるんだなっていうのは身をもって実感した」

堀田さんはこれからも伏木で、自分なりのやり方で、人とのつながりを作っていきます。