週末ごとに岸田総理が2回も島根入りするなど、こちらも総力戦。

岸田文雄 総理
「保守王国・島根の底力で、ぜひ錦織さんを押し上げて頂きたい。逆転のにしこり。逆転のにしこり」
劣勢をはね返すテニスの錦織圭選手になぞらえ、「逆転のにしこり」を連呼して逆転を図りますが、それも裏金問題の強風にかき消されていきました。
自民党島根県第1選挙区支部 嘉本祐一 事務本部長
「短い準備の後援会活動、政治活動という限られた中で、それがなかなか新人の候補が、なかなか浸透が出来なかった」

自民・錦織功政さん
「(批判は)自分に直接何か当てられるってことじゃないと思うんです。だからこそ私、やっぱりその怖さを感じたし。見えてれば計れるけど、見えないから怖いんです」
政治とカネ。日本中に吹いた逆風が唯一の与野党直接対決という形で島根1区に集中し、王国・島根で自民党は歴史的敗北を喫する結果となりました。