高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のごみ」とは
原子力発電所で使用した燃料の95パーセントはリサイクル可能です。残り5%はリサイクルできない廃液で処分しなければなりません。しかしこの廃液は放射能がとても強いので、ガラス原料と混ぜ合わせ、ステンレス鋼の容器の中で冷やして固めます。このガラス固化体が高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」です。現在、日本では約2000本以上の核のごみが青森県の六ヶ所村の施設で冷却保存されていますが、最終的には別の場所で処分しなければなりません。そのため、地下300メートル以上の深さの岩盤に処分することが検討されています。地層処分を安全に行うために専用施設の建設が計画されていて、処分地の選定が進められています。














