「を」の発音、歴史はさかのぼること平安時代

なぜ「wo」と発音していたのを「o」と読むようになったのか。

佐藤名誉教授によると、もともと「お」と「を」は異なる発音でしたが、西暦1000年ごろ=平安時代後期には、どちらも「wo」と発音していた可能性が高いといいます。

しかし江戸時代後期ごろから、あ行の「お」も、わ行の「を」も、どちらも「o」と発音するようになったといいます。