上から覗くと、たくさんのアフリカの動物たちが一緒に生活している

フェニックス自然動物園は、国内で初めて野生動物を混合飼育で展示する動物園として開園。
現在も残っている観覧橋を境に、アフリカの動物がいるエリアとアジアの動物がいるエリアに分かれていたということです。

(宮崎市フェニックス自然動物園 竹田正人園長)
「昔は、観覧橋から、上から見るだけだったんですね。
上から見て覗くと、そこにたくさんのアフリカの動物たちが一緒に生活している、いわゆる群れの混合展示を基本としていました。
それは、言えば、アフリカでも見られるシーンですね。つまり、動物の生態をお見せするというのがメインで始まったというふうに聞いています」

1995年にはレッサーパンダ、2005年にはアジアゾウの「たいよう」と「みどり」が仲間入りするなど、動物の種類を増やし、人気を高めてきた動物園。

希少動物の繁殖にも取り組み、国内で初めてダチョウのふ化に成功したほか、国内で飼育されている4種類のフラミンゴすべての繁殖にも成功しました。