ゴールデンウィークの大型連休を前にした23日、新潟県佐渡市で佐渡海上保安署が観光船の安全点検を行い、ライフジャケットの状況や通信設備に問題がないかを確認しました。

安全点検が行われたのは、佐渡市の尖閣湾をめぐる観光船です。

観光客が増える大型連休を前に毎年行われているもので、担当者が船に乗り込み、ライフジャケットの数やエンジンの整備状況をチェックしました。
2年前に北海道の知床半島で起きた観光船の沈没事故を受け、無線が正常に機能するかも確認しました。


【佐渡海上保安署 間端啓文 署長】
「運航者には安全意識を非常に高くもってもらい、乗客の安全を第一に考えてもらいたい」

観光船の運航会社では観光客の数は2023年よりも増えるとみていて、運航基準をしっかり守り、訪れた人に安心して楽しんでもらえるようにしたいとしています。