大会では部員への声かけや応援も欠せないが「運営」も業務のひとつ

 4月6日、東大阪市で開催された中学生のソフトテニス大会。今年1月から近畿大学附属中学校で外部指導員を務める伊藤さんにとって初めての公式戦です。

 (伊藤淳一さん)「生徒と一緒で緊張はしていますけど、1回でも、やっぱりみんなに1回勝ってほしいなって。前回とか1回戦負け多いって聞いたので」
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 早速、試合前に部員らを集めて始めたのは、“応援”の練習です。しかし、部員らはこれまでそうした経験がなかったことから少し困惑気味。

 それでも何とか応援を覚えていざ試合へ。部員らが普段の力を発揮できるようにしたいと言っていた伊藤さん、試合の間での声かけや応援、アドバイスも欠かしません。

 (部員に話す伊藤淳一さん)「緊張しすぎやな、足が止まってる。でもいい、当てるだけで。コースに返せばいい」

 ただ、この日の伊藤さんの役割は試合のアドバイスだけではありません。外部指導員は校外試合などの引率も業務のひとつであることから、普段、顧問の先生がしている仕事を学びます。その大きなひとつが大会の運営で、各学校が交代で担当しています。
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 試合結果の記録をする紙担当と、次に試合する選手らの呼び出しをする担当に分かれていて、最初は混乱する様子も。しかも、その間に部員らの試合が始まってしまい、ベンチから試合を見守ることができず、思わずこんな本音が漏れました。

 (伊藤淳一さん)「本当は大会運営をお願いして試合を見にいきたい。本来はそちら(指導の立場)なので、それは思ってますけどね。でもこういうのも先生の代わりなんで、これもちゃんとした役割だなと思ってます。すごくジレンマです」