
「ショートもセカンドもやらせてもらって、どっちもレギュラーを獲れるチャンスが来ているのかなって…」
今シーズン、9試合でスタメン出場(4月21日時点)とレギュラーの座をつかみつつある矢野の守備はことしも健在。広い守備範囲と強肩でカープの二遊間を守っています。
その気になる守備の秘密は…
矢野雅哉 選手
― 肩の強さについて
「いや、でも体の使い方もあると思います。全体の…」
― 体幹?
「体幹。バランス。ぼく、背筋が強いので。背中が、それもあると思います」
― 飛び込みながらの送球
「あれは肩は関係ないです。体のバランスです。軸ができていないと強いボールは投げられないので。その体勢をどうつくるかっていう感じです」
― 守備のこだわりは?
「ポジショニングですかね。ポジショニングは他人よりも勉強して、よく見て、考えて守っているので、そこだけは負けないようにと思っています」

「自チームのピッチャーの調子を早い段階で見つけて、あとは試合前からもずっと相手バッターの打球傾向を頭に入れて守っています。その捕り方一つでやっぱり、よく思ったり悪く思ったりするピッチャーもいると思うので、そこは本当に大事にしています」
ここまで著しい活躍を見せている矢野ですが、シーズンはまだ始まったばかり…。レギュラー確保、チームの勝利のため、これまで以上に走・攻・守、あらゆる面での奮闘を誓います。

矢野雅哉 選手
「レギュラーを取りたいっていう思いでやっているので、(ショート・セカンド)どっちがいいとか言っている立場ではないですし。今、やっていることを変えてしまったら自分の持ち味ってのはなくなってしまうと思うので、そんな欲を出さずに今と変わらず、やるべきことをやってチームの勝利に貢献できるようにがんばりたいと思います」
矢野選手に1つ聞きたいことが…