カラオケはカラオケ店で歌う人が多いと思いますが、広島県世羅町のスーパーの店内に気軽に立ち寄れるカラオケルームがお目見えしました。

RCC福山放送局 内田博文記者
「きょう、こちらのスーパーにオープンしたのは、なんと、カラオケルームです。防音も整っており、外へ音がもれる心配はありません」

カラオケルームが設けられたのは、「ショージ世羅店」です。このスーパーを経営する西條商事が、カラオケ機器大手の第一興商の声かけを受けて導入しました。もとはバックヤードだった場所を活用しています。

第一興商の担当者
「10名さままで利用できるカラオケルームを3ルーム用意しております。カラオケの機械は30万曲以上で歌える機械をご用意しております」

第一興商によりますと、スーパーの店内にこうしたカラオケルームを設けるのは、全国で8店舗目。広島県内では初めてだということです。

このスーパーの常連客だという地元住民4人がさっそく利用しました。世羅町にはスナックなど夜間営業の店舗にしかカラオケ設備がなく、カラオケを歌いたい人は三原市などに出かけていたといいます。

記者
「何の曲を歌われますか」
利用客
「天童よしみの「惚の字の・ほ」」

利用客
「今までカラオケなかったから、今度、気軽に家族で来れます。一緒に。孫も楽しみにしております」

スーパーで購入した商品を持ち込むこともでき、スーパーにとってはそれに伴う売り上げアップも期待できます。

西條商事 蔵田 亮 社長
「中山間地域のエリアでは、日中楽しめる場所が少ないので、そういう楽しめる場所を提供できれば良いなということで、それに続いて客数が増えれば良いな」