当時取材をした記者「鉄塔の構造を熟知した者による仕業か、だが...」

魚森洋史記者(1998年当時)

あれから26年経った2024年、魚森洋史元記者は振り返ります。

「事件当初、『鉄塔は落雷で倒れた』という情報が広まったが、次第に『何者かの犯行によるものだ』ということが明らかになっていった」

「現場の取材を重ね、鉄塔の構造を熟知した者による仕業だろうと考え、1998年末にそうリポートした。単なる愉快犯ではないという印象はあったが、真相は誰にもわからない」

事件は、2003年2月20日午前0時に時効を迎えています。