拉致被害者・曽我ひとみさんが20日、新潟県佐渡市で署名活動を行い、母親・ミヨシさんの早期救出への協力を呼びかけました。

【曽我ひとみさん】
「拉致問題解決のための署名活動を行っております」

佐渡市真野で開かれている桜まつりで署名を呼びかけた曽我ひとみさん。今月から新たに佐渡市総務課の拉致被害者対策係で勤務を始めました。
一緒に北朝鮮に拉致され、今も帰国を果たせていない母親・ミヨシさんは92歳となりました。

【曽我ひとみさん】
「とにかく元気でいてほしい。日朝交渉のテーブルを一日も早く、一時間でも早く作っていただき、そこで何かしらの結果が出てくれることを祈っています」

曽我さんは市役所の仕事として各地での講演のほか、佐渡へ修学旅行で訪れた子どもたちに対しても事件を風化させない活動を続けているということです。