盛岡市保健所は19日、管内の児童福祉施設1か所でノロウイルスによる感染性腸炎が集団発生したと発表しました。利用者と職員の計12人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。今年度岩手県内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は6件(前年度同期4件)で、このうち盛岡市保健所管内が5件となっています。
盛岡市保健所によりますと、園児と職員合わせて約50人が在籍する児童福祉施設で4月7日から15日にかけて、利用者9人と職員3人の計12人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。このうち医療機関を受診した症状のある1人からノロウイルスが検出されたということです。症状のある人は回復または回復傾向にあるということです。