■「効果が出るときは、あえて協調した方がいい」Payどんで他行と連携
鹿児島銀行は「地域の新たなインフラ」として、2019年に独自のキャッシュレス決済アプリ「Payどん」をスタートさせました。
今では南日本銀行、鹿児島相互信用金庫、鹿児島信用金庫とも連携し、会員およそ14万人、ひと月あたりの決済額は6億円ほどに成長しています。

Q.他と組むことで、スケールメリット出している戦略的に感じるが
(鹿児島銀行 郡山明久頭取)「競争しないで協調した方が効果が出るときは、あえて協調した方がいい。お客様としては非常に便利になってくる、将来の拡張性が期待できる」
変化はさらに…。
(日本銀行 植田和男総裁)「マイナス金利政策といった、大規模な金融緩和政策は役割を果たした」

日本銀行は先月、マイナス金利政策の解除を決め、17年ぶりの利上げに踏み切りました。また、物価の上昇や賃上げが進み、「デフレ脱却に近づいている」との見方も強まっています。
この変革期に県内経済をどう支えていくのか?郡山頭取を後継者に指名した、前頭取の松山澄寛相談役は…。
(鹿児島銀行 松山澄寛相談役)「(郡山頭取は)バランス感覚あるし、本部、営業店、人事、企画、営業を経験。託しやすい相手」
部下からの信頼も厚いという郡山頭取。こんなお願いを引き受けたことも。














