“危険”な暑さが続く今年の夏。大手百貨店では日傘を求める人が急増しています。
“女性向け”のイメージもある日傘ですが、今年は紳士用の日傘も大人気。専門家も日傘は「持ち運べる日陰」として熱中症予防の効果を指摘します。「はじめての日傘」を選ぶ際のポイントをまとめました。
■大手百貨店 紳士用日傘の売り上げが前年同月比5倍

井上貴博キャスター:
最近、街中でも持ってらっしゃる男性も本当に増えてきた日傘。
7月の大手百貨店の前年同じ時期との売上比較です。各社、大手百貨店売り上げが上がっています。
▼三越伊勢丹HD 14.6%アップ
▼そごう・西武 13.9%アップ
▼大丸松坂屋百貨店 13.8%アップ
▼髙島屋 10.6%アップ
▼阪急阪神百貨店 10.2%アップ
各社10%を超えるアップということで、例年より早い梅雨明けにより夏物商品、特に日傘の売り上げが増加したということです。
西武池袋本店では婦人用の日傘は6割増し、紳士用にいたっては5倍になり、それだけ売れているということです。(7月の前年同月比)
■日傘は「持ち運べる日陰」 発汗量を減らし熱中症予防にも
日傘は環境省の研究でも効果があるというのが立証されています。

帽子のみ場合、通常の日傘、それと特殊な遮熱加工がされている日傘。サーモカメラの色合いで見ても一目瞭然かと思います。やはり遮熱日傘を差した場合は洋服が青くなっているところが多くなっています。