「マリノア」「キャナル」もリニューアル

開業20年を超える、ほかの大型商業施設でも施設の老朽化や利用客のニーズの変化などで、リニューアルが検討されています。

福岡市西区のマリノアシティ福岡は早ければ今年8月に閉店し、全面リニューアルされる計画で、三井アウトレットパークが有力とされています。



また、福岡市博多区のキャナルシティ博多は、去年、店舗面積をおよそ2割縮小。イーストビルを解体し、商業施設と高級マンションの複合ビルに建て替えられる計画です。

なぜ、いま相次ぐリニューアル

開業から20年でなぜリニューアルが必要なのか、専門家に話を聞きました。九州産業大学の福山教授は「周りに新しい商業施設ができると、別の魅力で集客する必要が出てくる」「共用部デザインに緑など自然要因を取り入れたり、施設のイメージを変えることも重要になってきている」と話しています。

また、「利用者のニーズが変われば、さらにリニューアルするサイクルを短くしなければならないので、それへの対応が課題になる」と指摘しています。