「国際女子相撲選抜堺大会」団体戦には日本各地や台湾から26組が参加

 そして大会当日4月7日。団体戦には日本各地や台湾から26組が参加しました。古瀬さんたちも緊張した面持ちです。

 (古瀬さん)「自分たちが今までやってきた成果を十分に発揮できるように全力を尽くしたいと思います」

 神戸親和大学相撲部が挑む団体戦1回戦。相手は母校の鳥取城北高校です。
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 課題だった攻める姿勢を意識して序盤から技をしかけて快勝しました。その後、2回戦、3回戦と順調に勝ち進み、迎えた準決勝。
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 相手は静岡県の高校生と大学生の混合チームです。先鋒の長門さん、相手のバランスをうまく崩して、見事勝利。中堅の田村さん、惜しくも土俵際で押し倒されてしまいました。
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 ここまで1勝1敗。勝負の行方は大将の古瀬さんに託されます。相手の猛攻に果敢に立ち向かいますが、攻めきれずバランスを崩してしまいました。

 結果は3位。目標の優勝には届きませんでした。

 (古瀬さん)「自分の相撲を取り切ることができずに後悔が残ってしまったので、また同じ繰り返しをしないように、また一から基礎を見直して、次こそは絶対優勝をとりにいきたいです」
 (長門さん)「先輩が最後なので…最後に優勝をプレゼントできるように、後輩たち2人で頑張りたいと思います」
 (古瀬さん)「仲間がいなかったら団体を組むこともできていなかったので、周りに感謝することはもちろんですけど、後輩たちにも感謝して、次こそは優勝をとりにいきます」

 『土俵がない大学から女子相撲を盛り上げたい』。想いを胸に、3人でさらなる高みを目指します。
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