母校の恩師の下で5日間の合宿 課題は「攻める姿勢」
大会まで約1週間と迫った4月1日、古瀬さんたちの姿は鳥取県にありました。着いたのは母校の鳥取城北高校。第73代横綱の照ノ富士など多くの有名力士を輩出した高校相撲界の名門です。
土俵の感触を確かめ、高校時代の恩師からの指導を受けるために来た古瀬さんたち。久しぶりの土俵に練習にもより気合いが入ります。
しかし、相撲を取ると、恩師から厳しい指導が。
(鳥取城北高校女子相撲部・顧問 須藤愛先生)「しょうもない相撲とって、お前たち2人ともずっと守ってばかり」
古瀬さんたちは自分から攻撃をしかけられていないことを指摘されました。
(須藤先生)「遅い、遅い、2人とも遅い。前に出ながら、前に出ながら」
5日間に及んだ合宿。攻める姿勢を意識して練習を繰り返しました。
(古瀬さん)「どこで技を決めたりとか、感覚がやっぱり土俵があることによってつかめるので、良い確認ができました。相手の様子をうかがってやってしまうことが多々あるので、自分の相撲に早くもっていけるようにすることが神戸に帰ってからの課題」