YAMEという名前が世界で通用するよう

全国茶品評会で、23年連続最高賞「産地賞」を獲得している八女伝統本玉露。協議会は最高級のボトリングティーで海外での知名度を上げたいと話しています。

八女伝統本玉露推進協議会小柳俊郎さん「スペインの高級なミシュランの星をとっているレストランとか、サウジアラビアやドバイの富裕層に卸しているメーカーからオファーもいただいています。シャンパーニュ地方はシャンパン、ボルドーだと赤ワインが頭に浮かぶ。産地の名前がブランドを代表するものになっているように、YAMEという名前が出たら世界中の人が『高級な日本茶だ』となるのが目標です」

2023年4月から販売を開始した八女伝統本玉露のボトリングティー「YAME」。ボトリングにすることで、ワインと同じ流通経路が使用できるというメリットもあります。2023年は200本の限定販売でしたが、協議会は、2028年には5000本の生産・流通を目指すとしています。発祥から600年を迎えた八女茶。福岡から世界へ、新たな挑戦は続いています。