台風などに大雨に備えます。
緊急時の排水作業を円滑に進めようと、宮崎市で排水ポンプ車の操作訓練が行われました。

この訓練は、宮崎河川国道事務所が本格的な大雨シーズンを前に、毎年、実施しているものです。

17日の訓練には、宮崎市や国富町の職員、それに建設業者などおよそ40人が参加し、毎分60トンの水を排水できるポンプ車の設置方法や操作手順を確認しました。

(国土交通省宮崎河川国道事務所 堤 宏徳さん)
「いざという時に、スムーズに、迅速に、住宅地側の水を排出するということが必要になります。トラブルの時の対応の仕方を学んでいただき、住民の方々の生命と財産を守るために活躍していただきたいと思っております」

宮崎河川国道事務所では排水ポンプ車を8台配備していて、おととしの台風14号では、新富町で排水ポンプ車2台を稼働させたということです。