基本動作こそ「全てに意味がある」

この日は集団行動の基本となる整列の訓練です。

「番号!1・2・3・4・・・」

江島教官「今の君たちの番号の呼称のスピードでは早期に部隊の人数を把握することはできません。仲間が一人いないならすぐ救助しに行かなければならない。全てに意味がある」

江島利治 教官

早く、大きな声で。

基本動作をひたすら繰り返し、疲労がピークに達しながらも訓練を続けること2時間。整列はきびきびしたものに変化しました。

杉村さん「普段使わない筋肉なので足などが突っ張てしまった。まだ2日目なのかという・・・」

「信頼される消防士」目指して

さらに訓練は続き、3.5キロ走って体を追い込みます。

杉村さん「後半上げようと思ってもなかなか上がらなくて きつかったです」

目指すは信頼される消防士。これからおよそ半年間、訓練の日々が続きます。

杉村さん「消防学校で技術や知識を身に着けるのはもちろん、人間としても成長できるように、昨日の自分を超えることを目標に頑張っていきたいと思います」

入校の1か月後、さらに過酷な訓練が待っていた…
【第2回】はこちら
消防学校の訓練に男女差無し!標高1100メートル、3時間の登山のあとに…“限界突破” の過酷な一日