島根半島の東の端に位置する島根県松江市美保関町に、大正末期から戦後にかけて、複数の水族館が存在していたことをご存じでしょうか?
地域の歴史を探求するグループの研究によって、これまで3つの水族館の存在が明らかになっていましたが、このほど、4つめの水族館があったことが確認されました。
知られざる地域の歴史ロマンに迫ります。
全国から広く信仰を集める美保神社が鎮座する美保関は、戦後まで松江市中心部と汽船で結ばれていました。
芸者さんと一緒の船旅の写真などが残されており、"手ごろな観光地"だったと推察できます。
その美保関に、何回も水族館が造られていたというのです。