沖縄県の陸上自衛隊那覇駐屯地所属のヘリコプターの部品が無くなっていることが分かりました。部品が飛行訓練中に落下した可能性もあるということです。

陸上自衛隊によりますと、無くなった部品は、所属する第15ヘリコプター隊のヘリコプターUH60JAの後方のギアボックス右側のパネルを固定するピンです。ピンはステンレス製で長さおよそ10センチ、直径2ミリ、重さは6グラムです。

このヘリコプターは、16日午後2時半ごろ飛行訓練のため那覇空港を出発し、与論空港と徳之島空港を経由しておよそ3時間後、那覇空港に戻りました。

着陸後の点検でピンが無くなっているのを確認したということです。現在のところ被害の情報は入っていないということです。

第15ヘリコプター隊長の小野栄二1等陸佐は「地域の皆様にご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます。再発防止に努めてまいります」とコメントしています。