ゴルフのメジャー今季初戦マスターズは15日(日本時間)に最終日が行われ、スコッティ・シェフラー(27、アメリカ)が11アンダーで2度目の優勝を飾った。3年ぶり2度目の優勝を狙っていた松山英樹(32、LEXUS)は、7オーバーの38位タイだった。2021年の松山優勝時にも解説と実況を務めた"もらい泣きトリオ"の中嶋常幸プロ、宮里優作プロ、小笠原亘TBSアナウンサーが最終日を振り返った。
小笠原亘TBSアナウンサー:2024マスターズが終わりました。
中嶋常幸プロ:お疲れ様でした。
小笠原アナ:本当に誰が勝つかわからないという、ちょっと今年のトーナメントは面白かったですね。
中嶋プロ:いやもう本当にアーメンコーナーでこんなこと起こるかって感じだったね。
宮里プロ:2転3転4転ですよ。
小笠原アナ:もう5転6転7転・・・
宮里プロ:ちょっとよくわかんなくなってます途中から。
中嶋プロ:きっかけを作ったのがコリン・モリカワ(27、アメリカ)の9番。それに引きずられるように(ルドビッグ・)オーバーグ(24、スウェーデン)と(マックス・)ホマ(33、アメリカ)がやっちゃって。
小笠原アナ:12番でいいところにああいう池垣があって植え込みがね。
宮里プロ:もうちょっと右にバウンドすればバンカー入って何でもない感じになってたのに、そこいくかみたいな。
小笠原アナ:でも本当にタフな4日間を、選手の皆さんお疲れ様でした。
中嶋プロ:赤坂からもう本当に熱烈な選手に対しての応援がバンバンいってましたから。
2位のオーバーグは"新世代"「虜になっちゃった」
小笠原アナ:改めて気になった選手、お2人に聞いてみましょうか。優作プロはどなたでしたか?
宮里プロ:マックス・ホマでしたね。
小笠原アナ:優勝予想でしたが、惜しい。3位タイ。
宮里プロ:いやー惜しかった。もう耐えて終わったんですけど。でもいい経験だったと思いますよ。
小笠原アナ:メジャーでなかなかこういう位置っていうのは、やっぱり6勝しててもなかったそうですから。
宮里プロ:最高じゃないですか。タイガー(・ウッズ、48)とも一緒に回れたし。
小笠原アナ:じゃあ来年4月10日開幕ですが、来年の優勝はホマということでいいですか?
宮里プロ:松山英樹でお願いします。
3人:(笑)
小笠原アナ:そこはそうですか、中嶋さんはどうですか?
中嶋プロ:僕はやっぱりシェフラーですよね。すごい強さ。でもすごく魅力的な選手が出た、オーバーグ。オーバーグのゴルフは魅力たっぷり。新しい世代だなと、新世代。いやーもう虜になっちゃった。
小笠原アナ:あれ、アメリカの画作りじゃなくて、プレーが早いですよね。
宮里プロ:あっという間に打っちゃいますね。
小笠原アナ:なかなかいないですよね。
宮里プロ:でもヨーロピアンツアーの選手は結構今、プレーが早くなってるんですよ。めちゃくちゃ厳しくて、どんどん早く早くっていう感じになってます。スピーディーに行こうっていう。
小笠原アナ:中嶋さんの予想は、シェフラーからのモリカワからのもう1人(ザンダー・)シャウフェレ(30、アメリカ)まで。
中嶋プロ:頑張りましたよ。来年はやっぱり宮里プロと一緒で、松山英樹。
小笠原アナ:日本でいきますか。宮里プロは他に気になった選手はいますか?
宮里プロ:いやもういっぱいいましたけどね。下位に沈んでる選手も、もう全然上がってきてきてほしくて、でもやっぱりなかなか今回の風は・・・叶わなかった。僕は、もちろんシャウフェレは下位じゃないですけど(8位)、来て欲しかったなっていう。