田中角栄元総理のスピーチをもとにしたオペラが新潟市で初めて公演されることになり、主演を務める新潟市出身の浪曲師が花角知事を表敬訪問しました。

花角知事を表敬訪問したのは、新潟市東区出身の浪曲師・玉川太福(たまがわ・だいふく)さん(44)です。

「新作の浪曲は、とにかく笑ってもらえるものを目指している」

5月、ある人物をテーマにしたオペラが初めて新潟市で公演され、玉川さんは主演として出演します。その人物は新潟が生んだ唯一の総理大臣・田中角栄元総理です。

【田中角栄元総理】
「全日本が、均等な政治の恩恵を受けられるようにしなければならんというのが、政治の基本であります!」

演説の名手として知られる田中角栄元総理の数々の演説やスピーチをもとに作られ、玉川さんと劇団のメンバーが元総理を演じるのがオペラ『THE SPEECH(ザ・スピーチ)』です。

玉川太福さん演じる田中角栄元総理
「この新潟と群馬の県境にある、あの三国峠を切り崩してしまいましょう。それから皆さん家族を大事にしましょう。家族を大事にしないとこの国は良くならないですよ」

これまで東京を中心に公演を繰り返していて、県内では去年、長岡市で開催されていました。長岡の公演は、花角知事も自らチケットを手配し観覧していたそうです。

【花角知事】
「田中角栄さんは、魅力的な人物ですね。色んな表現ができそうな」

【玉川大福さん】
「声もそんなに張らずに入っていくみたいなのが、ベテランの熟練の落語家と同じかたちなんですね」

元総理に近づく努力をしてきたという玉川さんは「こんなに魅力的な人が新潟から総理大臣になったと知ってもらいたい」と話しました。

【玉川大福さん】
「もしかしたら詳しく知らない、田中角栄先生のことを馴染みがない方も多いかもしれないですけど、そういう方にこそ届けたいというか、政治などに関心がない人ほど来てもらいたいなというのがありますね」

玉川さんが主演する「痛快ジャパニーズオペラ THE SPEECH(ザ・スピーチ)」は5月11日に新潟市中央区のりゅーとぴあで開催されます。