観光地、高千穂を代表するアトラクションで脱炭素の取り組みです。
高千穂あまてらす鉄道が、スーパーカートの運行にバイオディーゼル燃料を導入しました。
高千穂あまてらす鉄道が運行する「グランド・スーパーカート」。
旧高千穂鉄道の線路を走るアトラクションで、夏休み中も多くの観光客でにぎわいをみせています。
そんなスーパーカートに、1日からある燃料が使われることになりました。
(高千穂あまてらす鉄道 西浦大樹さん)
「こちらが従来使用しておりました軽油です。色は緑色をしております。こちらが本日から導入致しましたバイオディーゼル燃料ですね、見た感じ植物油のような色をしております」
新たに導入されたのがバイオディーゼル燃料。
実はこれ、豚骨ラーメンの飲み残しのスープなどから作られているんです。
(高千穂あまてらす鉄道 西浦大樹さん)
「においがですね、これがすごく面白くて中華料理屋さんの厨房のような、すごく香ばしいい老いが致します」
脱炭素に向けて取り組もうと、バイオディーゼル燃料を精製している福岡県の運送業者に相談して実現した燃料の転換。
軽油と価格は同じ程度で、排気されるすすもなくなり、走り出しもスムーズということです。
(高千穂あまてらす鉄道・西浦大樹さん)
「令和3年度、4万4000人ほどお客様いらっしゃってます。その中の1人でも多く、バイオディーゼルに興味関心を持っていただければと思っております」
あまてらす鉄道では、今後、地域に取り組みを広げたいとしています。
注目の記事
ノースサファリサッポロが閉園 無許可開発問題で20年間続いた営業が終了 延べ200万人が利用…いまだ300以上の動物の移動先に課題

【台風情報 今年は例年と違う10月か?】フィリピンの東に「あやしい雲の塊」 10月2日にも台風のたまご「熱帯低気圧」発生へ【9月30日~10月16日までの16日間天気シミュレーション 気象庁 今後の進路は?】

『ヒアリ』県内初確認 刺されると最悪“死に至る”ことも 新潟東港西ふ頭のコンテナターミナル 新潟県

「年齢のせいだなと思わないほうがいい」高齢者の7人に1人が“認知症予備軍”?! 早期発見へ見逃せない“サイン”

ブザンソン優勝の指揮者・米田覚士さん “藤井風さんとピアノ遊び”の高校時代「お互いに刺激しあってるところはあった」【岡山城東高校の先輩後輩】

「生理が止まった」「電車の中で倒れた」「気づいたら減っている」糖尿病の治療薬でダイエット 使用した女性たちに起きた変化 専門家は危険性指摘
