イランがイスラエルへ大規模な報復攻撃。現地から最新情報です。
イスラエル中部テルアビブですが、イランによる攻撃はいまからおよそ12時間半ほど前に始まりました。
攻撃の直後から私たちも市内で取材に当たっていますが、イスラエル軍のジェット機の音が鳴り響く街では不安げな表情でシェルターに避難する住人の姿が目立ちました。
家族で避難
「(Q.シェルターに行くのですか) はい、弾道ミサイルがあったから」
避難者
「(Q.さらなる注意が必要ですか)はい、確かに十分な注意を払う必要があります、私の妻も怖がっていました」
一夜明けテルアビブ市内は現在平穏を取り戻しつつあります。市民に対しての行動規制などはなく、通りには人の姿も多くみられるようになってきました。
一連の攻撃による被害についてですが、イスラエル軍は“極めて限定的に抑えられた”と強調していて、民間人の被害ではけが人が1人だけだったということです。
今後の焦点は、「イスラエル側がどのような対応をとるか」です。
イランの国連代表部は攻撃後の比較的早い段階で、「問題は終結したとみなすことができる」として幕引きを図っています。
一方でイスラエル側は、現在までに、イランに対する今後の反撃の有無や対応については公言することを控えています。けさ予定されていた戦時内閣の会議もキャンセルされ、現在ネタニヤフ首相や軍関係者が対応を協議しているものとみられます。
イスラエルがイランに対して反撃するなど、対応次第ではさらなる攻撃の応酬に繋がる可能性が十分にあり、予断を許さない状況が続いています。
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