ことしは当たり年、記録的な豊漁となっている富山県のホタルイカ。浅瀬に大量に現れる“爆湧き”を求めて、富山市の海岸には全国からタモをもった“ハンター”たちが殺到しています。取材をしたのは木曜夜から金曜明け方にかけて。平日にも関わらず大勢の人たちでにぎわっていました。それもそのはず、この日は“爆湧き”の条件がそろっていたのです。記者もタモにヘッドライトをつけて臨みました。

記者:「時刻はまもなく午前0時になるところですが、車が駐車場にどんどん入ってきます。駐車場には止めきれないので路上駐車されている方もたくさん見受けられます」
11日夜から12日未明にかけて平日にも関わらず、富山市八重津浜の海岸には全国から大勢の人が訪れていました。

記者:「きょうはどちらから?」
男性:「下呂市(岐阜県)です。富山のホタルイカ、ぷりっぷりで美味しいんですよ。時間をかけてでも獲りに来る」
女性:「大阪からです。(ホタルイカすくいのために)トータルで3万円くらいフル装備で買ったので、3万円分のホタルイカを獲れたらいいなと思います」
ズボンの下に、ハーフパンツをはいてきた男性もいました。
男性:「やっぱり(海に)入るためですよね。大漁を狙うぞ!」

この日に大勢の人が訪れていたのには理由があります。