お酒を飲む人も、飲めない人も、1杯目は同じ飲み物で乾杯したい。
そんな思いでつくられた、“乾杯”のための甘酒が12日にお披露目されました。

この『甘杯(カンパイ)』のプロジェクト発起人である西村祐耶さんには、お酒が全く飲めずに乾杯のたびに感じてきた思いがありました。
「みんなが同じ鍋を突つく横で別の料理を食べている気分だった。みんなで一緒に1杯目を楽しめるような飲み物を作りたいと思った」
目指したのは、乾杯にふさわしい“華のある”甘酒。

開発には、新潟市中央区の上古町商店街で甘酒を製造・販売している『古町糀製造所』と、早稲田大学人間科学学術院で食品の健康効果やその活用法を研究している原太一教授の研究室が参加。
【古町糀製造所 代表 小畑宏樹さん】
「今回添加した素材はワインビネガー。この酸味がイメージにバチっと合った。恐らくこれを求めていたんだろうな…と」
