子どもがかかりやすい感染症「咽頭結膜熱」の流行が鹿児島県内で続いています。

「咽頭結膜熱」は発熱やのどの痛み、目の充血などの症状が出る感染症で子どもに多くみられ、かつてはプールでの感染が多いことから「プール熱」とも呼ばれていました。

県によりますと、今月1日から1週間の定点あたりの感染者数は前の週より0.07人少ない2.52人でしたが、県が終息の基準とする1人を上回っていて、去年11月17日、県内全域に警報が出されてから22週連続で流行が続いています。また、保健所別では川薩で8人、出水で5.33人、鹿児島市で3.42人となっています。

新型コロナは3.4人インフルエンザは5.32人といずれも前の週を下回りました。

県は感染者との接触を避け、うがい、手洗いを行うよう対策を呼びかけています。