薩摩川内市で、およそ1000本のキリシマツツジが見ごろ迎えています。花言葉は「燃え上がる愛」、育てるのは80代の夫婦です。
赤く色づいたキリシマツツジ。薩摩川内市永利町の「永利尾原ツツジ園」でおよそ1000本が見ごろを迎えています。

20年ほど前に、「人を呼び込む場所を作ろう」と、井上仁さん・律子さん夫婦が自宅の裏山にある杉を切り植え始めました。最初は自費で180本、そこから徐々に増やし、今では1000本を越えました。
10年ほど前からは、地元の永利地区コミュニティ協議会のメンバーが管理を手伝っています。11日は、花見客が散策を楽しんだり写真撮影をする姿が見られました。
(井上律子さん)「今はあまり草を取れなくなったので、夫が草を払っている」「お客さんがいっぱい来てくれるとうれしい」

キリシマツツジの花言葉は、「燃え上がる愛」。井上さん夫婦が紡いだ愛の結晶は、今月中旬ごろまで楽しめそうだということです。















