女性が活躍できる社会づくりを進めるため助言などを行う、鹿児島市の女性活躍アドバイザーに、11日、委嘱状が手渡されました。
昨年度に続き、鹿児島市の女性活躍アドバイザーに委嘱されたのは、新日本科学の総務人事本部長、長利京美さんです。

鹿児島市に本社を置き、医薬品開発などを行う新日本科学は社員の半数以上が女性で、今年度の新入社員は7割が女性です。
長利さんはこの1年、市内の企業向けに女性の働き方に関する講演を続けているほか、市役所の女性職員が働いていく上での課題を話し合い、市長に提案する「ハーモニーミーティング」の立ち上げなどに携わりました。
(女性活躍アドバイザー 長利京美さん)「去年の経験を踏まえ、感じたことを提案し、鹿児島市に女性活躍の輪をどんどん広げたい」

国によりますと、女性管理職の割合は、2022年度時点で12.7%です。鹿児島市は、市内に本社をおく事業所の女性管理職の割合を2026年度までに21.2%にすることを目指していて、市役所の女性管理職の割合は、この春の人事異動で22.1%になりました。















